著者:セザル・ヘルナンデス
メキシコ代表、メキシコリーグ、国外で活躍するメキシコ人選手の取材を得意とするフリーランスジャーナリスト。『ESPN』『FourFourTwo』『FutMexNation』『Soccer Nation』に寄稿している。
Twitter: @cesarhfutbol
今年のクラブワールドカップは、本田圭佑選手に間違いなく高い期待がかかっている。
「義務と目標の2つがある」と日本のスーパースターは、ESPNのカティア・カストレーニャ氏に話した。義務は1戦目(対ウィダード・カサブランカ)の準々決勝を勝つ事、目標は大会を優勝する事だ。
本田がそういう大きな夢を持つのは当たり前だ。しかし、優勝を達成するためには、土曜日のパフォーマンスから大幅改良しなくててはならない。
シェイク・ザイード・スタジアムに行われた準々決勝戦では、パチューカがあまり知られてないモロッコのクラブに大きく苦心した。パチューカは主導権を制してボールを長く持てたが、チャンスは滅多に作れなかった。
プレーメーカーとして本田は、チームのポゼッションに貢献して、攻撃の原点になった。しかし、エリアに入るとチャンスを作れず、時間が経つにつれて、長い距離から意味の無いシュートやクロスが増えた。相手のウィダードは守備に集中して、カウンターを狙った。
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