Jリーグ サンフレッチェ広島

サンフレッチェ広島、J1残留もヨンセン監督退任。社長も退任で来季体制一新

 サンフレッチェ広島はヤン・ヨンソン監督が今季限りで退任することを4日、クラブ公式HPで発表した。

 ヨンソン監督は今季途中に就任すると、16試合で6勝4分6敗とチームの立て直しに成功。降格圏だったチームを15位にまで上昇させ、J1残留に導いた。

 監督はクラブ公式HPでコメントを発表。

「J1残留を使命として戦ってきましたが、それが達成できたことをうれしく思っています。短い時間でしたが、サンフレッチェ広島で監督を務めることができたこと、そしてチームも個人も成長する姿を見届けられたことには、喜びを感じるとともに、また満足もしています。」

「これからクラブは新しい社長、新しい監督を迎え、新しい道を進むことになりますが、今後のさらなる発展、活躍を祈っています。」

「私は、本日行われるクラブのスポンサーイベントと、明日のJリーグアウォーズに出席します。その後は、当初から私自身、家族に約束していたとおり、家族のもとへ帰り、日本で経験したことすべてを振り返りたいと思います。私自身の今後についてはそれから決断していきたいと思います。」

 社長、監督、功労者ミキッチらが退団し、来季から体制が一新するサンフレッチェ広島。過去5年で3度のリーグ優勝に輝いているクラブだけに新体制での復権が期待される。