明治安田生命J1リーグ第34節川崎フロンターレ対大宮アルディージャが2日に行われ、5-0で川崎が5-0で大宮を下している。
他会場で試合を行っている鹿島アントラーズが引き分けもしくは敗戦に終わり、川崎が勝利することで川崎の史上初優勝が決まる試合となったこともあり、試合前から大きな注目を集めたこの一戦。勝利が絶対条件の川崎が、試合開始早々1分に試合を動かす。ドリブルで持ち上がった小林悠がペナルティエリア手前の阿部浩之にパスを送る。阿部が左足を振りぬくと、シュートはゴールに突き刺さった。川崎が先制点の奪取に成功する。
川崎は、その後も積極的な攻撃を見せる。サイドからのクロスを中心に攻撃を繰り返すが、追加点を奪うには至らなかった。その後両チームに決定的なシーンはなく35分頃にはリードを奪い余裕のある川崎が後方でボールを回し試合を落ち着かせる。
前半終了間際まで試合の主導権を握るものの、追加点の奪えない川崎だったが47分にクロスに頭で合わせた小林がゴールを奪い2-0でハーフタイムに突入する。
迎えた後半、ペースを握るのはやはり川崎だった。サイドをメインに攻撃を展開し主導権を握ると60分、エリア内左で中央にクロスを送った家永。小林がこれに反応しゴールへ押し込み、勝利をゆるぎないものにする3点目を記録した。
80分にはエリア内で瀬川祐輔が車屋紳太郎を倒しPKを献上。小林がキッカーを務める。これを冷静に沈め最終節でハットトリックを達成。今シーズンの23得点目を獲得。川崎は82分にエウシーニョに代え田坂祐介を投入。84分にはエドゥアルド・ネットに代え森谷賢太郎を投入。89分には阿部浩之に代え長谷川竜也を投入と立て続けに交代枠を使っていく。93分にはカウエが2枚目のイエローカードを提示され退場した。
終了間際の96分には長谷川がドリブルでエリア内に侵入し、そのままシュート。左足で振りぬいたボールはゴール左に突き刺さり5点目を記録。そのまま試合終了の笛がなり川崎が4-0で大宮を下した。鹿島がジュビロ磐田と引き分けたことにより、クラブ史上初となるJ1リーグ優勝を決めている。
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