Jリーグ サンフレッチェ広島

久保建英J1デビュー、16歳5ヵ月22日で史上3番目の若さに。広島は勝利で残留決める

 明治安田生命J1リーグ第33節サンフレッチェ広島対FC東京が行われ、久保建英がJ1デビューを果たしている。久保は11月1日にFC東京トップチーム昇格がクラブから発表されており「プロという道を歩めることをうれしく思います」とコメントを残していた。

 試合が動いたのは前半アディショナルタイムに入ってからだった。椋原からのパスを受けたフェリペシウバがペナルティエリア手前からシュートを放つと、柴崎に当たりコースが変わる。逆を突かれた大久保は対応しきれず広島が先制に成功する。

 1-0で迎えた後半14分、CKを獲得したFC東京は太田がクロスを送る。走りこんだ山田がこれに合わせヘディングシュートでネットを揺らし試合を振り出しに戻す。

 1-1で試合は後半21分を迎える。左サイドからドリブルでフィリペ・シウバがペナルティエリア内に侵入し稲垣にパスを送る。稲垣の放った強烈なシュートはネットを揺らし、広島が勝ち越しに成功する。
この直後に歴史的な瞬間が訪れた。

 FC東京は後半22分に永井に変え久保を投入。記念すべきJ1デビューとなった。16歳5ヵ月22日でのJ1デビューは史上3番目の若さとなっている。後半32分からはトップ下のポジションに入った久保。しかし、決定的なプレーに絡むことはなく試合終了。2勝利した広島はJ1残留を決めている。