セリエA インテル

インテル、クラブレコードとなる勝ち点もスパレッティ監督は冷静「何の影響もない」

 首位ナポリを追走するインテルが、クラブレコードとなる勝ち点数を獲得している。31日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 30日に開催されたセリエAヴェローナ戦を2−1と制したインテル。第11節終了時点で9勝2分と勝ち点を「29」に伸ばした。この獲得ポイントがクラブの歴代記録となっている。

 ジョゼ・モウリーニョ氏が指揮を執り、イタリア史上初の3冠を達成した2009/2010シーズンにおいても勝ち点は「28」止まり。当時の第11節終了時点では9勝1分1敗だった。

 しかし、現在インテルで監督を務めるルチアーノ・スパレッティ氏は、クラブレコードとなる勝ち点獲得について「私には何の影響ももたらさない」と、特別な感情は抱いていないと示した。

 さらに「このペースを続けていくのは難しい」と好調を続けるチームを冷静に見ており、「スクデット(リーグ優勝)については言及しない」と、目標がチャンピオンズリーグへの出場権獲得であると慎重な姿勢を崩していない様子だ。