イスタンブールの奇跡
2004/2005シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝リバプール対ミランは歴史に残るドラマチックな決勝だ。リバプールは前半だけで0-3とミランにリードを奪われる、重苦しい雰囲気のままハーフタイムを迎えた。しかし、ロッカールームでリバプールのキャプテンMFスティーブン・ジェラードが演説。「おれはリヴァプール生まれで、ずっとこのクラブにいる。自分のクラブがこんな形で恥をかかされているのなんて見たくないんだ。もし、後半15分までにゴールを決められれば、おれたちはこの試合に勝てる。そして最初のゴールを決めるのはおれだ」。このスピーチを聞いたリバプールの選手たちは再び士気を高め、後半一気に3点を連取。試合はPK戦にまでもつれ込み3-2でリバプールが大逆転勝利を果たした。
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