トリノのFWアンドレア・ベロッティが負傷により戦線を離脱。クラブだけでなく、ロシア・ワールドカップ欧州予選を戦うイタリア代表にも大きな影響が及んでいる。2日、イタリアサッカー連盟が負傷者について公式サイトで発表している。
ベロッティは、1日に行われたセリエA第7節ベローナ戦で右膝を負傷。後日、検査結果が発表され約1ヶ月間の離脱と診断された。
ロシアW杯欧州予選G組のイタリアは、スペインとの直接対決に敗れて現在2位。同組ではスペインが圧倒的な強さを見せているため、W杯本大会出場権を獲得するには、一先ずプレーオフ進出が現実的な目標となっている。
しかし、イタリアはここに来て故障者が続出。ベロッティに加え、ダニエレ・デ・ロッシ、マルコ・ベラッティ、ロレンツォ・ペッレグリーニの3人もチームを離れることが発表された。
ロベルト・イングレーゼ、ロベルト・ガリアルディーニ、ニコロ・バレッラ、ブライアン・クリスタンテらが追加招集されたが、多くの主力が抜けたことにより不穏な空気が漂っている。
ジャンピエロ・ベントゥーラ監督は、「イタリアがW杯を逃したら大惨事か」という問いに対して「それについては考えない」と、先の試合だけを見つめる姿勢を見せた。
ロシアW杯欧州予選G組の残り2試合。イタリアにとっては正念場となりそうだ。
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