セリエA インテル

長友佑都も貢献するインテルの堅守。7試合で3失点とセリエA最少失点で好調

 今季のインテルが、強固な守備を見せているとイタリア国内で高評価を得ている。3日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

 リーグ戦7試合でわずかに3失点と堅守が光るインテル。この失点数は、現時点でリーグ最少失点となっている。1日に行われたセリエA第7節ベネベント戦で今季の3失点目を喫したものの、首位に立つナポリ、インテルと勝ち点19で並ぶ2位ユベントスの5失点よりも少ない数字だ。

 なお過去にインテルが、第7節終了時点で失点を3以下に抑えたシーズンは9回。中でもエレニオ・エレーラ氏が監督を務めた1966/1967シーズンには唯一、2点しか失っていないようだ。またそのシーズンを含め、1964/1965シーズン、1979/1980シーズンにはリーグ制覇を達成している。さらにその9回のうち、チャンピオンズリーグ出場権を逃したのは、わずかに1度だけだという。

 なお日本代表に招集されている長友佑都もインテルの守備を支えている1人だろう。同選手は左サイドバックのポジションで5試合に出場している。

『コリエレ・デッロ・スポルト』は、鉄壁を誇るインテルの守備を“万里の長城”と表現した。果たして今季インテルは、長いシーズンを通して堅牢なディフェンスを維持することができるだろうか。