プレミアリーグ トッテナム

モラタ、人種差別的チャントをやめたチェルシーファンに感謝。訴えを受け表現を変更

 アルバロ・モラタが人種差別的チャントを変更したチェルシーファンに感謝しているようだ。25日、英紙『ザ・サン』が報じている。

 今季プレミアリーグでは人種差別的チャントが議論を呼んでいる。マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクへ対する自チームのファンからの人種差別チャントなど問題は耐えない。この件に関してルカクはファンへこういったチャントをやめるよう要請しているが、未だにその変化は見られていない。

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 そして12日のレスター戦で得点を決めたモラタへのチャントにもユダヤ人に対する人種差別的表現が含まれていたため問題になっていた。モラタはルカク同様にツイッターを通して人種差別チャントをやめるようにファンへ求めている。

 その後モラタは23日のストーク戦で見事にハット・トリックを達成した。そして心配されていた同選手へのチャントだが、チェルシーファンもまた“見事に”人種差別的チャントを変更している。モラタがライバルであるトッテナムのエース、イングランド代表ハリー・ケインより優れているとの表現にとどめた。これに対し、同選手そしてアントニオ・コンテ監督も最大級の感謝を述べている。