先日の対バレンシア戦で2ゴールを挙げるなど、レアル・マドリードで頭角を現し始めているスペイン代表MFマルコ・アセンシオ。マドリードが同選手を獲得したことは歴代最高の取引なのか、31日にスペイン紙『マルカ』が解説している。
2014年12月にマジョルカから350万ユーロ(約4.6億円)でレアル・マドリードへと加入したマルコ・アセンシオ。その取引にはテニス界のスターであるラファエル・ナダルの仲介があったことでも有名である。
現在、同選手が見せているパフォーマンスを考えると、あの取引は歴代最高のうちの一つであり、そしてアセンシオはシーズンを通してマドリードの重要選手のうちの一人になるとみられている。
現在のマドリードでは、かつて上手く取引することのできた若いタレントが続々とその才能を発揮している。マルセロやカジミーロ、バランなどだ。彼らは今のマドリードにおいて欠かせない存在となっている。セルヒオ・ラモスやモドリッチ、クロースなどは彼らよりも獲得費用はかかったが、それでも取引時の価値を大幅に超えた活躍を見せている。アセンシオも例外ではない。
レアル・マドリードはかつて大金で大物を獲得し、銀河系軍団を形成し、歴史を変えてきた。クリスティアーノ・ロナウドやジダンのようなスターは永遠に記憶に残るが、たった5億円未満で獲得したアセンシオもマドリード史上最高取引として記憶に残るだろう。
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