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本田圭佑のデビューが遅れる理由。現地紙がメキシコ特有の問題を指摘

 今夏、イタリアのミランからメキシコのパチューカへと移籍した日本代表FW本田圭佑のデビューが遅れる理由は、メキシコに特有なある理由が原因だと17日に『メディオティエンポ』が伝えた。

 本田圭佑が新天地として選んだメキシコは高地が多いことでも有名であり、スタジアムがある標高の平均値は1623mである。そして、同選手が所属するパチューカのホームスタジアムは標高2432mの位置にある。これだけの高地にあると平地に比べて酸素が薄くなり、運動量を今まで通りのレベルに引き上げ得るためには時間がかかる。この高地にあるという条件こそが、本田のデビューが遅れている理由の一つであると同紙は伝えている。

 本田は現在すでに怪我は治っており、チームとともにトレーニングを行っている。しかし、まだペースの面で問題があるとされておりトップフォームでのプレーを披露するには時間がかかるとみられている。

 それでも、金曜日のモレイラ戦で初出場するかもしれないと同紙は報じている。酸素が薄いとボールが非常に飛びやすくなるため、その利点を生かすことにより本田の左足からロングレンジのスーパーゴールが炸裂するかもしれない。