ラ・リーガ バルセロナ

“バルサの心臓”ブスケツ、補強の必要性認める「世界最高レベルを期待している」

 バルセロナに所属するスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツは今夏のクラブの補強について語った。16日、位英『ESPN』などが報じた。
 
 今夏の移籍市場でブラジル代表FWネイマールが契約解除金2億2200万ユーロ(約290億円)でバルセロナからパリ・サンジェルマンへ移籍。昨季、”MSN”の一角としてチームをけん引した看板選手の移籍の影響は間違いなく大きい。長年チームを中盤の底で支えている下部組織出身のブスケツも補強の必要性を感じているようだ。

 ネイマールの移籍について質問されたブスケツは「ネイマールがいなくなったことは、明らかにチームの損失だよ。ネイマールがいなくなった時、彼が何者なのかを実感するだろう。今季はより多くのバリエーションが必要だ。昨シーズンの試合とは異なる内容になるだろう。」とやはりチームにとって大きな損失であることを認めた。

 現在、バルセロナはネイマールの移籍金2億2200万ユーロ(約290億円)を使って、リバプールMFフィリペ・コウチーニョボルシア・ドルトムントFWウスマン・デンベレの獲得を目指しているとみられている。

 ブスケツは新加入の噂がある2選手について以下のように述べた。

「まず、説明したい。私はリフレッシュしなければならないと言ったが、現在のフットボール(スタイル)を破壊するわけではない。今後も(バルサに移籍してきた選手は)そのスタイルを受け入れられることになるだろう。このチームはもう少し向上することが必要だ。私は世界最高レベルの選手が来ることを願っている」

 ”バルサの心臓”として長きにわたってバルセロナの中盤を支えてきたブスケツは、ネイマールの移籍の影響は大きいと感じており新戦力の補強が不可欠だと考えているようだ。