ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは今季もドルトムントでプレーすることを決断したようだ。6日、ドイツ紙『ディ・ヴェルト』が伝えている。
オーバメヤンは同紙のインタビューに対して、「バカンス直前にクラブを変えて違うことに挑戦したいという考えをクラブに伝えた。ただ自分が移籍したいと思っていたクラブからのオファーが無かった。僕はドルトムントに留まるだろう」自身の去就について語っている。さらに同選手は中国のクラブからオファーがあったことを認めつつも、「もちろん高額な年俸は魅力だった。しかし中国移籍は僕にとってステップダウンに感じたよ」とオファーを蹴ったことを明らかにしている。そしてこの決断に関して、「僕にとってドルトムントは自分の家にいるような感覚だし、本当に大好きなクラブだよ」と残留に前向きなコメントを残している。
オーバメヤンを巡っては、同選手が下部組織時代を過ごしたミランも獲得を狙っていると伝えられていたが、8000万ユーロ(約104億円)という高額な移籍金の支払いをミランが嫌ったようだ。またドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)が7月下旬に同選手の残留を示唆するコメントを発しており、今回のオーバメヤン本人のコメントによって残留確実という見方が広まるものとみられる。
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