リーグ・アン ラ・リーガ

バルセロナ、ネイマール父へのロイヤリティー・ボーナスを支払わないことを表明

 バルセロナはブラジル代表ネイマールの父親であるネイマール・シニア氏へのロイヤリティボーナスの支払いを拒否するようだ。6日、スペイン紙『マルカ』などが報じた。

 ロイヤリティ・ボーナスとは年俸などを一括で支払うのではなく、契約期間中に分割して選手に支払い続けること指す。契約期間中に移籍した場合、支払い切れていないロイヤリティボーナスを一括で選手に支払うケースや、選手が移籍志願をしたときのみ残りのロイヤリティボーナスは失効されるケースなど、契約によって異なる。

 バルセロナのスポークスパーソン(広報)を務めるジョゼップ・ビベス氏は、パリ・サンジェルマンへと移籍したネイマールの代理人を務めるネイマール・シニア氏に対してロイヤリティ・ボーナスを支払わないことを表明した。

「クラブはネイマールの父親にボーナスは支払わない。契約には3つの条件があった。1つ目は、選手はボーナスが支払われる前の月に他クラブとの交渉をしてはいけない。2つ目は、契約を全うする意思を表明すること。3つ目は、(移籍を牽制するため)移籍市場が終了する9月1日以前には支払われない。つまり、これら3つの条件を満たしていないため、我々はネイマールの父に支払うことはない」

 バルセロナはネイマール移籍後の対応に追われており、ボーナス支払いは断固拒否する意思を明らかにした。