アーセナルは新ストライカーを獲得した際の現戦力の去就に注目が集まっている。28日、アメリカ『ESPN』などが報じた。
先日、同クラブはリヨンのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットにクラブ史上最高額となる移籍金4400万ポンド(約62億円)のオファーを提示したが拒否された。獲得するためにはさらなる移籍金の上積みが必要なため、既存戦力の人員整理を敢行するかもしれない。
1人目:フランス代表FWオリビエ・ジルー
契約期間は3年残っている同選手だが、ウェストハム・ユナイテッドが獲得を目指しているようだ。同クラブは移籍金2000万ポンド(約28億円)と年俸620万ポンド(約8億8000万円)を支払う用意ができているとみられる。かねてから噂されていたラカゼットとのトレード移籍は、リヨンがバートランド・トラオレを獲得したため可能性がなくなったようだ。
2人目:スペイン人FWルーカス・ペレス
アーセン・ベンゲル監督は同選手のことをクラブに残したがっているが、来シーズンの出場機会を約束することはできないと本人に伝えたため移籍が既定路線とみられる。移籍先は古巣デポルティーボ・ラ・コルーニャが有力視されている。
3人目:イングランド代表FWアレックス・オックスレイド・チェンバレン
同選手の契約期間が残り1年となったことで今夏の移籍が現実味を帯びている。リバプールが最も獲得に熱心だとみられるが、チェルシーとマンチェスター・シティもその動向に注目している。
一方で、最新の報道ではリヨンはラカゼットを放出する気が全くないとも報じられている。その場合は、ジルーは残留に向かうようだ。
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