プレミアリーグ マンチェスター・シティ

ペップは“無冠”の失敗を払拭できるか。マンCが350億円の大型補強へ

 今季ジョゼップ・グアルディオラ監督のもと“失敗”ともいえる一年を過ごしたマンチェスター・シティだが、360億円もの補強資金を用意しているようだ。1日、米メディア『ESPN』が伝えている。

 シティは、すでに今夏の移籍市場で26日に4300万ポンド(約62億円)でモナコのポルトガル代表MFベルナウト・シウバを、1日に3500万ポンド(約50億円)で、ベンフィカのブラジル人GKエデルソンを獲得している。しかし、ジョゼップ・グアルディオラ監督はさらなる主力選手の補強を示唆。トッテナムのイングランド代表DFカイル・ウォーカー、サウサンプトンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、そしてモナコのフランス代表MFバンジャマン・メンディの獲得を狙っている。この夏の補強費用は2億5000万ポンド(約350億円)をも超える模様だ。

 一方でシティは1日、MFヤヤ・トゥーレとの1年契約延長を発表している。同選手は今季、出場機会を減らしていたが、シーズン終了後にシティで引退したい考えをクラブに伝えていた。グアルディオラ監督は就任2年目でのタイトル獲得を目指すべく、無冠に終わった今季から大幅な血の入れ替えを行なう模様だ。