代表チーム スウェーデン代表

イタリア代表、60年ぶりにW杯本戦出場を逃す。スウェーデンが3大会ぶりに出場を決める

ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ第2戦スウェーデン対イタリアが13日行われた。第1戦はスウェーデンのホームで11月11日に開催され、1-0でホームのスウェーデンが勝利している。

 敗れれば、60年ぶりにW杯を逃すことになるイタリア代表は第1戦からスタメンを入れ替えてきた。デ・ロッシに代わりジョルジーニョ、ベッラッティに代わり、アレッサンドロ・フロレンツィ、べロッティに代わりガッビアディーニが出場した。

 いつも通り国家を熱唱し気合いを入れるイタリア代表。プレーオフ第1戦で鼻骨を骨折したレオナルド・ボヌッチはフェイスガードを着用して出場している。

 試合は前半16分、ジョルジーニョのスルーパスに抜け出したチーロ・インモービレがシュートを放つが惜しくもサイドネット。その直後には第1戦で決勝点をあげたヤコブ・ヨハンソンが左膝を負傷して途中交代する事態となった。

 前半40分にもイタリア代表。またしてもジョルジーニョのスルーパスにインモービレが抜け出し、決定機を作り出すも、これを決めきれなかった。前半はイタリアが攻め通すも0-0で終了した。

 何としても得点を取りたいイタリアは、シュート数25本と何度もチャンスを作るが、決めきれずに時間だけが過ぎていった。試合終了間際のパローロのヘディングも枠を外れ万事休す。

 試合は0-0のまま終了。これで合計スコア1-0でスウェーデンが勝利し、3大会ぶりにW杯本戦出場を決めた。敗れたイタリア代表は60年ぶりに本戦出場を逃すことになった。GKジャンルイジ・ブッフォンはこれで代表を引退することが有力視されている。