【選手権】監督ラストゲームは0-6の大敗に 立川・府中 谷本俊介監督「今のままでは名古屋に勝てるかは天気みたいなもの」

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[3.10 第24回全日本選手権決勝 名古屋
6-0 立川・府中 駒沢屋内]
立川・府中アスレティックFCは、第24回全日本選手権の決勝に勝ち進んだが、名古屋オーシャンズに0-6で敗れた。そこには歴然とした差があった。

来季からは監督ではなく、テクニカルダイレクターとしてチームを見る谷本監督は、どのようにその差を埋めていこうと考えているのか。

以下、決勝後の谷本俊介監督のコメント
――今日の試合の感想を聞かせてください。最後には少し寂しい、0-6という結果になってしまいました。
谷本 結果については、当然、ゼロ得点というのは少し寂しかったと思いますが、うちに2点、3点入ったとしても、なかなか点差を詰めるのは難しかったでしょう。3-8とか、2-7とか、そういう点差であまり変わらなかったと思います。それこそ奇をてらったこと、秘策を集中的にやれば、何かまだ勝機はあったかもしれません。でも、この3連戦という全日本選手権の中では、1週間、その対戦相手のためだけに準備ができるリーグ戦と、カップ戦では大きく違うところがありました。そういう意味では総合力が問われる決勝戦でしたし、今日1日がどうだったかというより、3日間のトータルでの疲労度、精神的なストレスの差も、結果には反映されたかと思います。もちろん、それ以外の側面で、環境面であったり、選手のクオリティだったり、リソースで劣っていることもありますが、その劣っている部分を埋めるなら、そうしたところの援護がなければ、試合開始からパワープレーをし続けるとか、奇をてらったことをしないといけません。ただ、それは自分たちのやろうとしている理想とは、かけ離れているものです。

――昨日、先発した星翔太選手が今日はほとんど出ないで、同じ日本代表の平田選手が長時間出るとか、あんな采配は名古屋以外にできませんからね。
谷本 そうですね。もちろん昨日は、ペピータ選手も出場停止で休んでいましたからね。

――今後、テクニカルダイレクターとして、どういうところに手を付けていきたいのですか?
谷本 現場レベルでできることには、限りがあると思います。ブラジル代表監督、スペイン代表監督を、チームに連れてきても結果が出るかというと難しい部分があるでしょう。可能性はあるかもしれませんけどね。やっぱり確率論で言えば、名古屋とうちが、その差をそれだけで埋められるかといえば、そうではないと思います。それについては、例えば選手がプロになっていく、練習環境が良くなっていく。そういう状況を埋めていかないと差は縮まらないかなと思うので、財政部分についての働きかけはしていかないといけないと思っています。もちろん、現場レベルでできることは、次の監督であったり、トップチームだけではなく下のカテゴリーの監督たちもレベルアップさせてあげて、どんどん良い選手が下から上がってくる状況をつくっていかないといけないと思っています。もちろん、名古屋には外から獲ってきた選手もいますし、橋本選手、斎藤選手、八木選手、平田選手のように自分たちで育てた選手もいます。それは本当に素晴らしい部分で、称賛するしかないので、その両方を意識してやらない限りは、名古屋一強が変わらないと思います。もちろん、低い確率で10回に1回とか、5回に1回とか、僕らがオーシャン杯を優勝した時みたいに、そういう状況は作れるかもしれませんが、それは天気みたいなものです。今日は晴れかな? 雨かな? って待つことになる。結果、僕らにとって今日は100%の雨だったという感じです。

――リーグ戦は1分け2敗でした。その結果を踏まえて、今日はどのようなゲームプランだったのですか?
谷本 引き分けた3試合目のイメージで、守備をしっかり引いてコンパクトにした状態から、カウンターを狙う。攻撃面に関しては、プレス回避には自信があったので、その部分でいなして点を獲れればというのがありましたが、守備の時間が多すぎました。あとは攻撃でも、1点取られた後に追いつけるチャンスがあったのに、そこでちゃんと決めていかないとなかなか点差を詰めるのは難しいなと思いました。