【Fリーグ】FP皆本晃が2ゴールの立川・府中、最下位の浜松をゼロ封で5連勝!!

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[10.8 F1第16節 立川・府中 3―0 浜松 立川立飛 906人]
Fリーグ・ディビジョン1は8日、第16節の2試合を行い、アリーナ立川立飛では立川・府中アスレティックFCとアグレミーナ浜松が対戦した。試合は3ー0で立川・府中が勝利している。

14時キックオフの試合でペスカドーラ町田がヴォスクオーレ仙台と引き分け、勝てば2位となる立川・府中に対し、リーグ最下位の浜松にとってもこれ以上、他クラブに引き離されたくない一戦だった。

4連勝と調子を上げてきた立川・府中はボールを保持するものの、なかなかシュートを打つことができない。2分にはFP渡邉知晃がゴールを狙ったが、GK石黒紘久に阻まれる。浜松もFP前鈍内マティアス・エルナンが何度か良いカットを見せてシュートを放つが、シュートが枠外に飛び、得点はできなかった。

8分にはFP日永田祐作が高い位置でボールを奪ってシュートをゴールに決めたが、競り合いの際にファウルがあったとされ、得点は認められなかった。判定に救われた立川・府中は、ファーストセットに戻して再び攻め込むものの、得点は決められないまま時間が進む。

先制点が決まったのは、前半13分。FKを得た立川・府中は渡邉がシュート。GKに弾かれたボールをFP完山徹一がゴールに蹴り込み、立川・府中が先制した。リードした立川・府中は攻勢に試合を進めていくが、得点を決められない。17分には浜松が決定機をつくり、FP中村友亮のヒールパスから日永田がゴールを狙ったが、シュートは左に逸れていった。19分には立川・府中もジョーがゴール前で冷静にマークを外してシュートを放つが、シュートは右ポストに嫌われる。20分には浜松のFP野嶋倫が中村のパスからゴールを狙ったが、GK田中俊則に止められた。このまま前半は立川・府中が1点をリードしたまま終了した。

後半2分、立川・府中は渡邉からのパスを受けたキャプテンの皆本がゴールを決め、リードを2点に広げた。同5分には前鈍内が後方からのタックルでジョーを倒し、警告を受ける。この判定に対して異議を申した前鈍内に2枚目のイエローカードが提示され、前鈍内は退場となってしまった。2分間の数的優位を得た立川・府中は、皆本が確実に3点目を奪いとる。

攻撃の核である前鈍内を失った浜松だが、7分にはGK石黒が攻撃参加してチャンスをつくる。しかし浜松の波状攻撃はGK田中の好セーブもあって得点につながらない。それでもFP銀島壮志、FP磯田剛志といったサテライトあがりの選手たちがチームを活性化し、立川・府中のゴールに迫った。

後半14分から浜松は中村をゴレイロにしてパワープレーを開始。17分には中村がチャンスを得るが、ゴール前で放った1タッチシュートは枠をとらえられなかった。浜松も何度かチャンスをつくったが、立川・府中に守り切られて試合終了。立川・府中は5連勝、浜松は4戦未勝利となった。