昨夏までアーセナルを率いていたアーセン・ベンゲル氏はウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが今季限りでアーセナルを離れることが正式決定したことについて触れているようだ。現地時間17日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
今夏でアーセナルとの契約が満了を迎えるラムジーには、レアル・マドリード、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンなど複数のメガクラブが興味を示していたものの、今月上旬にユベントスが4年契約でサインを交わしたことを公式発表している。
かつて自身がアーセナルで指揮を執っていた時に獲得したラムジーのユベントス行きについてベンゲル氏は「アーセナルにとって損失になるだろう。ラムジーにとっては非常に興味深い移籍となるに違いない」と語っている。
また同氏は「ピッチ中央でオフザボールの局面で走るタイプは今日でそう多くは見られない。ユベントスにとっては面白い補強となるだろうね」と語っており、ラムジーがユベントスで新たなオプションになり得るだけの資質を兼ね備えているという見解を示している。
なおラムジーは今回のユベントス加入について一部報道では年俸をはじめとする条件面ではなく、フットボールとしての観点から決断を下したと伝えられている。果たして来季以降のユベントスで同選手は中盤で違いを生み出す存在となることができるのだろうか。
コメントランキング