イングランド代表の主将を務めるウェイン・ルーニーが代表引退を表明した。23日、英紙『テレグラフ』を始めとする複数のメディアが報じている。
ルーニーは2003年2月12日にイングランド代表に初招集され、2月17日のオーストラリア代表との親善試合で17歳111日でフル代表デビューを記録した。当時、イングランド代表最年少出場記録だった。
その後、イングランド代表の主力として長年に渡って活躍を収め、2015年9月5日のサンマリノ戦で代表通算49ゴールを記録。ボビー・チャールトン氏の持つイングランド代表得点記録に並んだ。また2016年9月4日の2018 FIFAワールドカップ予選スロバキア戦でイングランド代表通算出場試合数を116試合とし、イングランド代表史上単独の2位、フィールドプレイヤーとしては1位を記録している。
ルーニーは2017年8月23日現在イングランド代表で通算119試合出場、53ゴールを記録している。
以下、ルーニーによる代表引退声明。
「今週、来週の代表戦のために招集したいという話をサウスゲート監督から受けた。とても嬉しかったよ。しかし、僕はこれまで考えに考えた末、サウスゲート監督に代表引退を伝えた。この選択を選ぶのは非常に難しく、家族やエバートンの監督・親友と沢山相談した」
「イングランド代表でプレーするのは特別だ。毎回の招集が誇りで、お世話になった全員に感謝したい。でも、今は引退にとって正しい時間だと思っている」
「マンチェスター・ユナイテッドを退団するときもとても悩んだが、エバートンに戻るのは正解だった。このクラブを成功させるために全ての力を集中したい。そして、これからもファンとしてイングランド代表を応援したい」
「一番後悔は、イングランドで大会を優勝できなかったことだ。サウスゲート監督が呼ぶ若手の選手が(優勝を)果たせたら良いと思うし、ファンのみんなには代表に声援を送ってほしい。僕らの夢が叶う日がいつか来ると思うし、選手だけでなくファンとして優勝の瞬間がみられることを楽しみにしているよ」
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