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サガン鳥栖、FC東京から大久保択生の獲得発表 「1試合1試合の結果にこだわって戦っていきたい」

 サガン鳥栖は29日午前、FC東京からGK大久保択生を獲得したことを公式発表している。

 2008年シーズンに横浜FCでプロデビューを果たした大久保はジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド千葉)やV・ファーレン長崎を経て2017年シーズンよりFC東京に加入したものの、今季はGK林彰洋が正守護神を務める中、リーグ戦わずか3試合の出場に終わっていた。

 一方サガン鳥栖は今季、得点力不足に悩まされ熾烈な残留争いを強いられたものの、日本代表GK権田修一の好セーブもあり最終節・鹿島アントラーズ戦で残留を確定させていた。ただ権田がポルトガル1部のポルティモネンセ移籍がほぼ確実となっていることから正守護神確保が急務となっていた。

 大久保はサガン鳥栖加入について「このたび、サガン鳥栖に加入することになりました大久保択生です。自分を必要としてくれたチーム、そしてこのチャンスをくれたことに感謝しています。今、自分は試合や勝利に飢えています。チームの勝利に貢献できるよう、毎日の練習、1試合1試合の結果にこだわって戦っていきたいと思います。よろしくお願いします」と語っている。

 またFC東京に対しては「このたび、サガン鳥栖に移籍することになりました。東京ではなかなかチームの勝利に貢献できませんでしたが、ゴールキーパーとして成長し、J1でもプレーできるという自信がつきました」

 「だからこそ東京で試合に出場し結果を残したかったのですが、今回オファーをいただいた時に新しいチャレンジをしたいと思い、この移籍を決断しました。何も成し遂げることが出来ずに東京を離れるのは心残りですが、サガン鳥栖の選手として味の素スタジアムでプレーすることを楽しみにしています。2年間本当にありがとうございました」とコメントを残している。