アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーのテクニカルディレクターを務めるジョバン・キロフスキ氏が元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチのチーム残留に向けて動いているようだ。現地時間19日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』がこれを伝えている。
今年12月末でクラブとの契約が満了を迎えるイブラヒモビッチの去就を巡っては、10月上旬からミラン電撃復帰の可能性が再三伝えられている。また同選手の代理人とミラン首脳陣が復帰に向けて水面下で交渉を重ねているものとみられている。
一方、キロフスキ氏は去就不透明となっているイブラヒモビッチについて「イブラヒモビッチは我々にとっても、そしてMLS全体にとっても非常に魅力あふれる選手だ。彼はアメリカにやって来た選手の中でも史上最高の選手だ。常にゴールと勝利を狙う姿勢を示している」と称賛の言葉を送る。
そして同氏は続けて「彼の契約はまだ満了を迎えていない。我々とまだ1年間の契約期間を残している。我々は彼が我々のもとで幸せであってほしいし、ギャラクシーのためにプレーし続けるようにするために我々は動いている」と語っており、同選手の今冬放出阻止を行う構えを示した。
なおイブラヒモビッチは現在、ミランとの交渉において契約期間を巡り両者に隔たりがあると伝えられているものの、その他の条件については概ね合意に至っているものとみられる。果たしてロサンゼルス・ギャラクシーはこの状況下で同選手を引き留めることができるのだろうか。
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