直近6試合で2得点以上を記録した試合が0と、得点力に課題を抱えるイタリア代表。ロベルト・マンチーニも3トップを採用し、純粋なCFを起用しないなどの工夫を見せているが、シュート数は増えているものの中々結果にはつながっていない。今回は、母国のために自身の真価を発揮しなければいけないストライカーをご紹介する。
チーロ・インモービレ
クラブ:ラツィオ
やはり、1番に期待されるのがインモービレだろう。昨シーズンのセリエA得点王は今シーズンもすでに8ゴールと、2シーズン連続の得点王に期待がかかる。ただ、彼が最後に代表戦でゴールを決めたのは1年以上前という事実も受け入れなければならない。
マリオ・バロテッリ
クラブ:ニース
ニースで着実に結果を残し、問題児と言われながらも代表に復帰を果たしのがマリオ・バロテッリ。クラブで出場機会を得ているだけに、プレーからは自身が自信が感じられる。サウジアラビア戦のように得点を奪うことができれば、チーム内での立場も確立できるだろう。
アンドレア・ベロッティ
クラブ:トリノ
2016/2017シーズンに26ゴールを挙げ、イタリアを代表するストライカーの1人になったベロッティ。しかし、昨シーズンは10ゴールに終わり今シーズンも復調の兆しはなかなか見えてこない。招集メンバーからも外れているが、クラブで結果を残し代表に還元する働きが求められる。
シモーネ・ザザ
クラブ:トリノ
2シーズンぶりにセリエAに復帰したザザはベロッティとともにトリノ攻撃をけん引している。ゴールの量産こそできていないが、キエーボ戦のような勝負強い活躍は健在だ。バレンシアでのような調子の良さを継続できれば、イタリア代表にとっても貴重な戦力となるはずだ。
パトリック・クトローネ
クラブ:ミラン
ミランで着実に成長し、チームを救う活躍を見せているのがクトローネだ。プレースタイルは大先輩フィリポ・インザーギを彷彿させ、ゴンサロ・イグアインとの相性も良さそうだ。ミランでは2トップ気味にもプレーしているため、戦術的な幅という意味でも期待が持てる。若さに頼る時が来ているかもしれない。
セバスティアン・ジョビンコ
クラブ:トロントFC
3年ぶりにイタリア代表に招集されたのが、メジャーリーグサッカー(MLS)で活躍を続けるジョビンコだ。かねてから代表招集を求めるサポーターの声は一定数あったが、それが実現した形だ。MLSでの活躍が代表招集への評価につながらないと嘆いていたジョビンコだが、今回の招集で実力を発揮することができるだろうか。
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