バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス会長はロベルト・レバンドフスキの去就問題に終止符を打つ姿勢を鮮明にしているようだ。21日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
クラブと2021年まで契約期間を残しているレバンドフスキではあるが、今夏に同選手の代理人を務めているピニ・ザハビ氏が「ロベルトは環境を変え、自身のキャリアにおいて新たな挑戦をしたいと感じている」とレバンドフスキが移籍を志願していることを公言。
しかし直後にカール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は「我々は彼との契約がまだまだ残っているということを嬉しく思っている。何も心配することはない。来シーズンもバイエルンでプレーする」と同選手の引き留めに自信を示しており、同クラブのウリ・ヘーネス会長も放出に一切応じない姿勢を示していた。
それでもワールドカップ・ロシア大会終了後にザハビ氏が再三に渡り、レバンドフスキの移籍に関する話し合いをバイエルン首脳陣に求めるなど、移籍の噂が収束することなくシーズン開幕に差し掛かっている。
その中ヘーネス会長は同選手について「我々が唯一コントロールできないのは代理人であるが、我々は彼に対して話し合いの機会を設けていない」とコメント。さらに同会長は「彼は4,5回に渡り話し合いを行うように要求してきたが、私は9月2日の2:30からならば対応できると回答している」と語っており、移籍市場閉鎖以降にしか会談に応じない意向を示している。
ブンデスリーガ開幕が今週末に迫る中、バイエルン首脳陣はレバンドフスキが去就問題を抱えていることに対する苛立ちを隠せないようだ。
コメントランキング