クラブ史上最高額となる4000万ポンド(約60億円)でラツィオからフィリペ・アンデルソンを獲得するなど、超積極的な補強が目立つ今夏のウェストハム・ユナイテッド。これまでにジャック・ウィルシャーやアンドリー・ヤルモレンコなど10人近い補強を行っており、今シーズンの躍進に期待がかかっている。今回はそんなロンドンの下町クラブ、ウェストハムに所属していたレジェンドたちをベストイレブン形式でご紹介する
ルデック・ミクロスコ
ポジション:GK
在籍期間:1990~1998
ウェストハムで300試合以上に出場してきたミクロスコをGKに選出。高いパフォーマンスでウェストハムのゴールを守ってきた偉大なGKだ。1993/1994シーズンのプレミアリーグ昇格にも大きく貢献している。
スティーブ・ポッツ
ポジション:RSB
在籍期間:1985~2002
ウェストハムのワン・クラブ・マンと言えばポッツだ。キャリアの17年間をウェストハムに捧げている。ユース時代も含めれば19年間にもなる。1985年に加入し、10年以上スタメンの座を守ったポッツをRSBに選出。息子のダン・ポッツもウェストハムの下部組織出身。
ジェームズ・コリンズ
ポジション:CB
在籍期間:2005~2009 2012~2018
2005年に加入したコリンズはスピードこそないものの、優れたポジショニングと試合を読む力でウェストハムのディフェンスを支えてきた。アストン・ビラから2012年に復帰したが、昨シーズン終了後に退団が発表された。
リオ・ファーディナンド
ポジション:CB
在籍期間:1996~2000
イングランドを代表するCBはウェストハムの下部組織出身だ。17歳でトップチームデビューを果たすと、期待の新星として活躍。ウェストハムに28億円という資金を残して2000年にリーズ・ユナイテッドへと移籍した。
ジュリアン・ディックス
ポジション:LSB
在籍期間:1988~1993 1994~1999
2度にわたるウェストハムでの在籍中に262試合に出場したディックス。ゴールも狙える強さを兼ね備えたサイドバックは、常に相手の脅威となった。2年連続でサポーターが選ぶクラブの最優秀選手にも選ばれている。大のゴルフ好きとしても知られる。
フランク・ランパード
ポジション:CMF
在籍期間:1995~2001
チェルシーのイメージが強いランパードだが、ウェストハムの下部氏組織出身。チェルシーでも輝いた攻撃的なスタイルは、ウェストハムでもいかんなく発揮された。148試合で34ゴールを記録している。
マーク・ノーブル
ポジション:CMF
在籍期間:2003~現在
下部組織出身のノーブルはレンタル移籍により、他クラブで過ごすシーズンもあったが、2003年からクラブ一筋を貫き通している。マイケル・キャリックとどちらを選出するか非常に悩んだが、前述の点を鑑みてノーブルを選んだ。
スコット・パーカー
ポジション:CMF
在籍期間:2007~2011
2007年にウェストハムに加入したパーカー。コンスタントに活躍し続けた点を評価して選出。2年連続でサポーターが選ぶ最優秀選手に選出されるだけでなく、2010/2011シーズンにはFWA年間最優秀選手賞を受賞した。
トレバー・シンクレア
ポジション:RWG
在籍期間:1998~2003
1998年にウェストハムに加入したシンクレア。1年目にはラスト14試合で7ゴールを挙げ、鮮烈な印象を残した。降格と共にクラブを去ることになるが、右サイドを主戦場として177試合に出場したクラブへの貢献度は高い。
パオロ・ディ・カーニオ
ポジション:CFW
在籍期間:1999~2003
4シーズンという在籍期間の中で47ゴールを挙げたカーニオ。UEFAカップ出場権の獲得など、クラブへの貢献度は非常に高い。ウィンブルドンFC相手に決めたジャンピングボレーは歴代最高ゴールとの呼び声も高い。ハリー・レドナップからも「何度見ても華麗なゴールだ」と評されている。
ジョー・コール
ポジション:LWG
在籍期間:1998~2003 2013~2014
ウェストハム下部組織出身のジョー・コールはわずか17歳でトップチームデビュー。どんなボールでもいなしてしまう素晴らしいボールタッチと技術でキャプテンとしてチームを支えた。2002/2003シーズンに、自身のケガも相まって降格すると、チェルシーへと活躍の場を移した。
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