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マンC、グアルディオラがバイエルン在籍の愛弟子との再会を熱望か

 マンチェスター・シティはバイエルン・ミュンヘンからMFチアゴ・アルカンタラの引き抜きを狙っているかもしれない。15日、イギリスメディア『デイリーメール』がこれを伝えている。

 バルセロナのカンテラ出身であるチアゴ・アルカンタラは2011年にジョゼップ・グアルディオラ監督のもとでトップチームへの昇格を果たしタイトル獲得に貢献すると、2013年夏にはバイエルン指揮官に就任したばかりの同監督に引き抜かれる形でバイエルンへ加入。主力としてブンデスリーガ制覇に大きく貢献しているものの、今季は筋肉系トラブルによる長期離脱を強いられたこともあり、公式戦わずか17試合の先発出場にとどまっている。

 このチアゴ・アルカンタラを巡っては、クラブとの契約期間を2021年まで残しているものの今夏での退団の可能性が取りざたされている。本人もクラブ側に退団の意向を伝えており、現在はシティを率いているグアルディオラ監督が同選手の再獲得を熱望していると伝えられているようだ。なお、同選手獲得には5000万ポンド(約76億円)を要するものとみられる。

 シティはコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが今夏クラブ退団が濃厚となっているほか、スペイン代表MFダビド・シルバがコンスタントに起用することができないことから中盤センター強化が今夏の優先課題と言われている。果たしてグアルディオラ監督にとって、2度目となる愛弟子との再会は実現するのだろうか。