モナコは今夏にナポリのマウリツィオ・サッリ監督を招聘(しょうへい)することを検討しているようだ。6日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
サッリ監督を巡っては、現在クラブと契約延長に向けた話し合いが行われている一方、チェルシー、アーセナルやパリ・サンジェルマンをはじめとするイタリア国外の複数クラブが引き抜きを狙っていると伝えられている。これに加え、新たにモナコも年俸600万ユーロ(約7億9000万円)を用意して招聘に乗り出す構えを見せているようだ。
モナコは現在率いるレオナルド・ジャルディム監督の今夏チェルシー指揮官就任の可能性が取りざたされるなど、同監督の去就が不透明となっており、後任としてサッリ監督をリストアップしたものとみられる。しかし、サッリ監督本人にはナポリを離れる考えが一切ないものとみられており、年俸を現在の2倍にあたる年俸300万ユーロ(約4億円)に引き上げ、2021年まで契約を延長する可能性が高いようだ。
ナポリは今季、3月上旬までセリエAで首位を走り、現在は首位ユベントスに4ポイント差の2位につけている。昨季に続き熾烈なスクデット争いを繰り広げているサッリ監督の手腕を評価する声も多く、同監督も契約延長に応じることが濃厚だ。
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