代表チーム 日本代表

日本代表、マリ相手に引き分け。身体能力の差が目立った試合に

 サッカー日本代表は23日、マリ代表と対戦した。6月の2018年ロシアワールドカップ本大会まで、日本代表に残されたテストマッチはわずか5試合。マリ戦は非常に重要なテストの場となる。

 “仮想セネガル”となるマリ戦では、浦和レッズDF宇賀神友弥が初先発。1トップには大迫勇也が入り、左ウィングは宇佐美貴史が務めている。また、本田圭佑はベンチスタートとなった。

 前半は初め、技術では日本に劣るもの、身体能力で日本を凌駕するマリ代表のペースで試合が進んでいった。芝のコンディションも悪いのも日本がペースを握ることができなかった原因だろう。

 日本も慣れてくると試合をコントロールし、久保裕也や宇佐美貴史の惜しいシュートなど、チャンスシーンをいくつか作り出している。しかし42分、宇賀神友弥がPKを与えてしまい、クラブ・ブルッヘ所属のアブドゥライ・ディアビが先制点を挙げた。

 後半は本田圭佑や中島翔哉などを投入して、形成逆転を目指す日本だが、決定的チャンスさえ作ることが出来ない。試合は、終了間際に中島のゴールで1点を返し、1-1の同点で終わった。

 ロシアW杯では”強化版マリ代表”であるセネガルと対戦する日本代表。改善点は山積みだ。