24日のブンデスリーガ2部デュースブルク対インゴルシュタット戦で、ゴールキーパーがよそ見をしている間に失点する珍事があった。
問題の場面が発生したのは、デュースブルクが1-0でリードして迎えた17分。まずホームチームがゴールネットを揺らしリードを2点に広げたかに思われたが、オフサイドの判定によりこの得点は取り消された。
ここからインゴルシュタットはすぐにフリーキックでプレーを再開し、相手ゴール前へロングボールを送る。ペナルティエリア内でバウンドしたボールをDFがヘディングでバックパスするが、なんとそこにはGKマーク・フレッケンの姿はなかった。
プレーが再開されていたこと自体に気が付かなかったのか、オランダ人守護神はボールに背を向けて給水のためゆっくりとゴール内に入っていくところだった。無人のゴール前でインゴルシュタットFWシュテファン・クチュケがボールを押し込み、やっと事態に気付いたフレッケンは茫然と立ち尽くすしかなかった。
このショッキングな出来事にも関わらず、デュースブルクは後半にゴールを挙げて試合に2-1で勝利している。自らの信じられないミスで失点を招いたフレッケンは、誰よりもほっとしたことだろう。
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