
12月28日、3,735校の頂点を決める第104回全国高校サッカー選手権大会の開幕戦が、国立競技場(東京都)で行われた。東京都B代表の早稲田実業学校(以下、早実)と徳島県代表の徳島市立高等学校が激突したこの一戦には、18,364人の観衆が詰めかけた。
序盤は、早実がFW霜田優真(3年)を起点に攻撃を仕掛ける展開。しかし、徳島市立は組織的な守備でこれに対応し、決定機を与えない。前半35分、徳島市立のMF逢坂翔雅(3年)が相手のクリアボールをカットすると、そのままドリブルでペナルティエリアに侵入。待ち構えていたMF芳田翠(2年)にラストパスを送ると、芳田が冷静に流し込み先制点を奪った。
後半も立ち上がりから徳島市立が攻勢を強める。開始早々にフリーキックを獲得すると、42分には逢坂が鋭いボールを供給。これをDF柏木優一朗(2年)が頭で合わせ、リードを2点に広げた。55分には怪我の影響で選手権予選に出場できなかったMF牛尾律貴(3年)が左サイドからアーリークロスを供給。このボールに反応したMF東海林蓮(2年)が押し込み、3点目を挙げた。
さらに73分には、FW平尾海斗(3年)が浮かせたパスを途中出場のMF山本崇斗(3年)がダイレクトでボレーシュート。これがゴールネットに吸い込まれ、試合を決定づける4点目となった。試合終盤に早実が1点を返したものの、徳島市立が4-1で快勝。開幕戦後、攻守両面で存在感を放った徳島市立のDF伏田珂偉(3年)に話を聞いた。

セットプレーは選手間でデザイン
ー河野博幸監督のお話では「セットプレーは選手たちに任せている」とのことでしたが、どのような練習をしているのですか?
伏田:セットプレーに限らず、攻撃の部分は皆で話し合って練習しています。特にセットプレーはプロチームや他校で良かった動画を(選手間で)シェアし、練習に取り入れたりしています。今年は柏木(雄一朗)という身長が高い選手がいるので、高さを活かしたセットプレーを使ったりしています。
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