
プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに所属する日本代表MF三笘薫が、現地9月27日に行われたチェルシー戦(3-1)以来となる復帰を果たす見込みのようだ。
三笘は足首の問題を抱えていたが、現地14日のリバプール戦に向けて出場可能な状態となったとUKメディア『The Argus』が報じた。ただし、同メディアは「三笘の復帰直後から多くを期待しすぎないように」との声も上がっていることも伝えている。
同メディアは、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督のコメントを紹介し、「三笘が重要な選手であり、試合を決められる存在であることは誰もが分かっている。しかし今2025/26シーズン、彼がいなくても素晴らしいチームでいられること、そして彼抜きでも強豪を倒せることをすでに証明している」と語り、三笘不在時のチームのパフォーマンスに自信を示した。
その上で、ヒュルツェラー監督は三笘の起用方針について言及した。「今は、三笘がベストなコンディションを取り戻すことが大事だし、ポジションを勝ち取るために競争する段階にある。このポジションには複数の選択肢があると思っている」と述べ、MFディエゴ・ゴメスやDFマキシム・デ・カイペルといった他の選択肢の存在を強調した。
左サイドでは、DFフェルディ・カディオグルとデ・カイペルが良好な連携を築いている。ヒュルツェラー監督は「ピッチ上で最も良い連係は何か、守備ができるフルバックとウインガーの最適な組み合わせは何か、そして同時に攻撃でも力を発揮できるペアはどれかを考えなければならない。フェルディとマキシムがそのポジションでプレーした際のパフォーマンスには、かなり満足している」と現状の評価を口にしたと同メディアは伝えた。
ヒュルツェラー監督は三笘の復帰を喜びつつも、チーム全体のバランスを重視した起用判断を下す構えのようだ。
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