
浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督には、中国代表就任の可能性が報じられたがすでに消滅。しばらく浦和を率いる見込みだが、今季限りで退任する見込みだという。
ポーランドのサッカー事情に精通しているジャーナリストのマテウシュ・ボレク氏は10月31日、スコルジャ監督の去就について「彼は最近、アジア(での仕事)に疲れ始めているという情報を入手した」とリポート。「何かが燃え尽きて、ポーランドへの帰国をより一層考えている」と、母国復帰の可能性を伝えているが、現時点で母国クラブとの交渉やオファーの有無は明らかになっていない。
スコルジャ監督の去就を巡っては、2025年夏のFIFAクラブワールドカップ開催期間中には母国ポーランド代表監督就任の可能性が取りざたされ、一部では浦和に150万ユーロ(約2億5,200万円)の補償金を支払う準備ができていると報じられていた。
しかし、ポーランド『Meczyki』は「スコルジャは海外で非常にうまくいっており、ポーランド代表は彼にとってそれほど魅力的な選択肢ではない」とリポート。2025年夏以降も浦和で指揮を執っている。
なお、浦和はJ1第35節終了時点で14勝11分10敗と、首位の鹿島アントラーズから勝ち点24差の8位。天皇杯、YBCルヴァンカップでも敗退しており、今季の無冠が確定している。スコルジャ監督の退任し、クラブ体制の大きく変わる可能性も考えられる。
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