
横浜F・マリノスは10月28日、スポーティングダイレクター(SD)を務める西野努氏が今季限りで退団すると公式発表。同氏の契約非更新をアナウンスするクラブ公式SNSアカウントの投稿には、シーズン途中で横浜FMを退団したブラジル人FWアンデルソン・ロペス(現シンガポール1部ライオン・シティ・セーラーズFC)、FWエウベル(現鹿島アントラーズ)、FWヤン・マテウス(現カタールSC)が「いいね」を押しているが、西野SDのブラジル人選手に対する評価は低かったという。
ブラジル人3選手のうち、ロペスは2025年7月に横浜FMからセーラーズへ完全移籍。Jリーグの情報を専門に扱う海外メディア『japaofc』は移籍直前、選手に近い関係者から独自に入手した情報として「クラブ内部の対立と環境悪化が移籍へと駆り立てた」として、西野SDとの関係についてこう報じていた。
「西野氏がSDに就任して以降、役員からの評価低下が移籍決断の大きな理由のひとつだ。西野氏はブラジル人選手のスタイルを評価していないとして批判の的になっており、ブラジル人選手の中で(西野氏への)不満があった。横浜FM退団という決断は主に経営陣との軋轢、そして長年の貢献と献身的なプレーに対するクラブ内部での扱いの悪さによるものだ」
ロペスをはじめブラジル人選手との関係が決して良好とは言えなかったとみられる西野SD。シーズン途中で複数の主力選手が流出したとはいえ、J1第35節終了時点で勝ち点37を獲得。J2降格ラインの18位横浜FCと勝ち点5差の17位だが、J1残留に近づいている。
なお、西野SDは今季限りでの横浜FM退団にあたり、「シーズン中のため、コメントや総括はシーズン終了後にあらためてお伝えさせていただきます」と前置きした上で、「ホームゲーム1試合を含め、残り3試合、まだ何も終わっていません。全力を尽くし、チームとともに最後まで戦い抜きます」とJ1残留争いへの覚悟を示している。
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