
プレミアリーグのアーセナルが新たなストライカー補強に動いているようだ。ミケル・アルテタ監督が率いるアーセナルは、10月26日に行われたクリスタル・パレス戦に1-0で勝利し、開幕からの堅守を武器にリーグ首位を維持している。ここ3シーズン連続で2位に終わっており、今2025/26シーズンこそタイトル獲得を狙う中で、攻撃面の強化が再び課題として浮上している。
UKメディア『Caught Offside』によると、アーセナルはポルトガル1部のポルトに所属するFWサム・アゲオワの獲得を検討しているという。アゲオワには1億ユーロ(約174億円)の契約解除条項が設定されており、クラブが交渉を成立させるには巨額の投資が必要となる。
さらに、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー、ニューカッスル・ユナイテッド、ノッティンガム・フォレストの各クラブも同選手に関心を示していると報じられている。
また、同国メディア『FootballFanCast』によると、アーセナルはここ数週間、アゲオワの試合を現地で視察しており、関係者はそのパフォーマンスに強い印象を受けたと伝えている。
21歳のアゲオワは今シーズン序盤から公式戦8ゴールを記録しており、スペインで頭角を現して以降、着実に成長を続けている。
一方、今2025年夏に加入したFWビクトル・ギェケレシュは、ゴール量産が期待されたが、ここまでプレミアリーグで3ゴールにとどまり、うち2ゴールは8月のリーズ・ユナイテッド戦によるものだ。そのため、同選手には「弱小相手専用」との批判もあると同メディアは伝えている。
アゲオワはスペイン代表FWであり、アーセナルのFWカイ・ハフェルツと同じ代理人にマネジメントされている。アーセナルがギェケレシュに続き、さらにストライカーを加えるかどうかは今後のチーム戦略を左右する重要な決断となりそうだ。
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