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南野拓実も…パラグアイ戦“日本代表ワースト3”は?ブラジル代表戦前に敵国記者斬る

南野拓実 写真:Getty Images

 キリンチャレンジカップ2025の日本代表対パラグアイ代表が、10月10日に市立吹田スタジアム(パナソニックスタジアム吹田)で開催。日本がFW上田綺世(フェイエノールト)の劇的ゴールで引き分けに持ち込んだが、ブラジル代表との直接対決を前に、対戦相手国のジャーナリストがMF南野拓実ら一部選手のパフォーマンスを厳しく評価している。

 日本人選手や日本代表などに詳しいブラジル人のチアゴ・ボンテンポ記者は試合後、パラグアイ戦出場選手の総評を公開。「日本は怪我人を多く出して本来のレベルを維持できなかった。引き分けるために少し運に頼った。ボールを持たない時のプレッシャーが少なく、質の高いチャンスもほとんど作れなかった」と切り捨てている。

 そして選手個々の採点では、MF佐野海舟(マインツ)に10点満点中「7」と及第点以上の評価を与えて「パラグアイ戦の最優秀選手だ」と絶賛。MF遠藤航(リバプール)、MF守田英正(スポルティングCP)不在の中盤センターで好パフォーマンスを発揮しただけに、ブラジル戦に向けて期待が持てる内容だったという。

 また、同記者は上田、FW小川航基(NECナイメヘン)、FW伊東純也(ヘンク)についても「非常に良いプレーを見せた」と評した一方で、ワースト3に南野、DF瀬古歩夢(ル・アーヴルAC)、DF渡辺剛(フェイエノールト)を選出。「期待外れ」と切り捨てている。ワースト3の他にもA代表デビューを飾ったFW斉藤光毅(QPR)について「散々なデビュー戦だった。すべてのドリブルでボールを失った」と突破力のなさを指摘している。

 今回のパラグアイ戦では、上田の値千金のゴールによって引き分けに持ち込んだものの、チーム全体としては不安要素が多く残った試合だった。特にDF冨安健洋(無所属)やDF町田浩樹(ホッフェンハイム)ら主力選手を欠く守備面での不安材料は、強豪ブラジルを相手にする上で致命的な要素になりかねない。

 一方で、佐野のように主力不在の中で存在感を示した選手もおり、今後のチーム再編も求められるところ。北中米W杯前の親善試合で重要なのは、世界の強豪と互角に戦うための内容を磨くことだ。ブラジル戦は、その試金石となる。果たして日本代表はパラグアイ戦で露呈した課題を真摯に受け止め、個々の修正と組織力の再構築に取り組むことができるのだろうか。