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遠藤航、チェルシー戦途中出場に「最悪の交代」リバプール監督に批判殺到

遠藤航 写真:Getty Images

 リバプールは10月4日に開催されたプレミアリーグ第7節で、チェルシーに1-2と敗北。試合終盤にイタリア代表FWフェデリコ・キエーザではなく、日本代表MF遠藤航を途中出場させたアルネ・スロット監督の采配が現地で物議を醸している。

 スロット監督は1-1で迎えた86分、最後の交代枠で遠藤を投入。最低でも勝ち点1の獲得を狙った采配とみられたが、後半アディショナルタイムの90+5分に決勝ゴールを許して敗れている。

 試合後、現地サポーターの間では、勝ち点3の獲得を狙うためにも遠藤ではなくアタッカーであるキエーザを投入すべきだったとの意見が噴出。スロット監督の采配に批判が集中しているが、リバプールOBのジャーメイン・ペナント氏は最後の交代カードについてこう述べている。

 「遠藤航の投入は、私が今まで見た中で最悪の交代カードだ。スロット監督はあの場面でキエーザを投入すべきだった。調子を上げるための機会を与えるのではなく、試合に勝たせてくれる選手を投入するべきだ。正直言って、スロット監督が何をしたいのか理解できない。なぜ遠藤を投入したんだ?」

 リバプールはプレミアリーグ第7節終了時点で5勝2敗。首位アーセナルから勝ち点1差の2位であるが、遠藤を投入したスロット監督の采配は裏目に出た格好だ。チェルシー戦での敗北が、遠藤の出場機会に影響を与えるか心配される。