
プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは、9月29日に行われた今2025/26シーズンのリーグ第6節でアーセナルに1-2で逆転負けを喫した。前半はMFサンドロ・トナーリのクロスからドイツ代表FWニック・ウォルテマーデが頭で合わせ、ニューカッスルが先制ゴールを奪った。しかし試合終盤にアーセナルのスペイン代表MFミケル・メリノとブラジル代表DFガブリエウに立て続けにゴールを許し、勝ち点を逃した。アーセナルのミケル・アルテタ監督にとっては、セント・ジェームズ・パークでの試合で初めての勝利となった。
UKメディア『Shields Gazette』が伝えたところによると、同試合後、トナーリは「この結果と最後の10分間について悲しい」と語り、チームとしての失望感を示した。さらに「リバプール戦の時と似ていて、最後の5分から10分で2失点したことが残念だ。80分間はとても良いプレーができたと思う」と振り返った。8月26日のホームでのリバプール戦(2-3)も、アディショナルタイムにリバプールFWリオ・ングモハに決勝ゴールを許し敗れており、再び終盤の失点が勝敗を分ける結果となった。
またトナーリは「すぐに切り替えなければならない。10月2日にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー1部)戦があるから準備しないといけない」と続けた。ニューカッスルはCL初戦でラ・リーガのバルセロナに1-2で敗れている。さらにトナーリは「サッカーでは5分で全てが変わることもある。2ゴールを短時間で決めれば1週間を良い方向に変えられる」と語り、短時間で試合の流れが大きく変わることへの意識を示した。
ニューカッスルは今回の敗戦により、今シーズンのプレミアリーグで2度目の黒星となり、第6節終了時点で15位に位置。チームは次節(5日)のリーグ戦では、アンジェ・ポステコグルー監督率いるノッティンガム・フォレスト戦に臨む予定となっている。
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