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京都ラファエル・エリアス激白!帰化・日本代表入りの可能性「JFA関係者が…」

ラファエル・エリアス 写真:Getty Images

 京都サンガ所属のブラジル人FWラファエル・エリアスが、9月23日の明治安田J1リーグ町田ゼルビア戦を前に、将来的な日本への帰化や日本代表入りの可能性に言及。日本でプレーするにあたっての特別な思い、それに自身の去就についても語っている。

 2024シーズン途中に京都へ期限付き移籍した後、ゴールを量産して完全移籍へ移行したエリアス。ブラジル『ge』で10日に公開されたインタビュー記事によると、同選手は「京都とは長期契約を結んでおり、クラブ、サポーター、そして街のすべての人々から尊敬と愛情を受けている」と、京都との契約内容の一部を明かすと、「サッカーの世界は非常にダイナミックで、先のことは誰にも分からない。だけど、僕は日本に長く留まることを思い描いている。Jリーグはかなり発展しているし、多くの選手がここに来たいと願っている。その発展を見届けるためにも、僕はJリーグでプレーし続けたいと願っているんだ」と、京都やJリーグに対する思いを明かしている。

 そんなエリアスは2025年4月の時点で、すでに帰化や日本代表入りの可能性について「将来、そのような機会があれば、喜んで受け入れたいと思う。絶対にそうしたいね」と語っていたが、帰化等の話に関する進行具合についてこう述べている。

 「いくつかの話はあるが、それはあくまで水面下のもので、具体的なものではない。帰化には言語やリーグでの在籍期間など、さまざまな条件が必要とされる。しかし、もしその機会が訪れるならば、僕は前向きに検討するよ」

 「それは僕にとってだけでなく、妻や娘たちにとっても良いことだと思う。今は試合のことだけを考えているし、それでとても幸せだ。しかし、もしいつか日本サッカー協会(JFA)の関係者などが僕を認めてくれるなら、本当にうれしく思うだろうね」

 Jリーグへの特別な思いにくわえて「日本では僕たち家族に対する敬意や配慮がある」「日本の治安も印象的だね。子どもたちは不自由なく外で遊んでいるし、日本人は互いに尊重している。外国人であろうと、中国人、日本人、韓国人であろうと関係なく、誰に対しても同じく敬意を払っている」などと、日本文化に感銘を受けたことも明かしたエリアス。今季ここまでJ1リーグ戦で16ゴールと、得点ランキング首位に立っているが、果たして京都に初のJ1タイトルをもたらすことはできるのだろうか。