
北海道コンサドーレ札幌所属のスペイン人FWジョルディ・サンチェスに、ポーランド移籍の可能性があった模様。個人合意に至らず、破談に終わったという。
現在30歳のサンチェスは、バルセロナの下部組織出身。2024年夏にポーランド1部ヴィジェフ・ウッチから札幌へ完全移籍したが、来日1年目はシーズン終盤に左足を骨折したこともあり、リーグ戦7試合の途中出場でノーゴールという結果に。2025シーズンもここまでJ2リーグ9試合の出場で1ゴール1アシストと、レギュラー定着には至っていない状況。6月15日のFC今治戦を最後に、公式戦での出番はない。
そんなサンチェスには、FWヤクブ・シュヴィルツォク(元名古屋グランパス、大宮アルディージャ)の古巣であるポーランド1部ザグウェンビェ・ルビンが関心を寄せていた模様。ポーランド『WTM』は9月9日に「彼はルビン移籍間近だった。しかし、代理人との合意が得られず破談に終わった」とリポート。ポーランドの移籍ウィンドウ終了間近での移籍交渉とみられるほか、クラブ間合意に達していた可能性が考えられるところだ。
ルビンは2024/25シーズンで15位と辛うじて1部残留を果たしたが、2025/26シーズンはここまで6試合を終えて1勝3分2敗。2部降格ラインの16位と勝ち点6で並んでいる中、移籍期間終了間近に複数選手の獲得に動いたという。
2024シーズン終了直前、インスタグラムで「私は契約を結んでいるし、残りたい」「I’ll wear the uniform next year too!」(来年もこのユニフォームを着るつもりだ)と投稿するなど、札幌でのプレーに対する強い思いを見せていたサンチェス。ただ、今季も結果を残せていないだけに、2026年の契約更新を勝ち取れるかどうか現時点では不透明とみられる。
コメントランキング