Jリーグ 浦和レッズ

Jリーグ公式に不適切と指摘も。浦和サポーターの様子捉えた動画削除される

浦和レッズ 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ開幕節のヴィッセル神戸対浦和レッズは、2月15日のノエビアスタジアム神戸で開催。ゴール裏の両クラブサポーターの様子やチャントがJリーグ公式YouTubeチャンネルにアップされていたが、3月7日までに削除されている。

 Jリーグ公式YouTubeチャンネルでは、2月14日開催の開幕節・ガンバ大阪対セレッソ大阪(大阪ダービー)につづき、「【スタジアムに鳴り響く声の圧】ヴィッセル神戸vs浦和レッズ チャント集」と題した神戸対浦和のチャント集が公開。「神戸讃歌」、「Go West」、「We are Reds」等を歌うサポーターの様子が映し出されていた。

 ただアウェイゴール裏の浦和サポーターを巡っては、服装や顔の特徴等から一部人物の特定が可能なくらい、ゴール裏中心部にいるサポーターの様子が捉えられていただけに、一部から動画の内容が不適切との指摘が相次いでいた。

 すると3月7日の時点で当該動画の閲覧が不可能に。ネット上では「ゴール裏最前列にいたとしても、勝手に写していいわけがない」「人物の特定ができないようにするなど、配慮すべき」など、動画削除前から挙がっていた指摘が再び湧き起こっている。

 SNSの発達により、Jリーグ公式戦の試合会場にいるサポーターや観客の行動がより一層特定しやすい状況になっているのは確か。違反行為、侮辱行為のシーンがネット上で拡散されるケースも相次いでいる。今回Jリーグ公式YouTubeで一時的にアップされた動画について、浦和サポーター等観客への配慮が必要だったと言えるだろう。