イングランド2部のリーズ・ユナイテッドに所属する日本代表MF田中碧が、イタリアの各世代で代表経験のあるチームメイトのFWウィルフリード・ニョントから「世界最高の選手」と評されるほどの活躍を見せている。
現地11月24日のスウォンジー・シティ戦(4-3)でマン・オブ・ザ・マッチを獲得した田中。同試合で19回のデュエルに挑み、そのうち14回を制するという驚異的な数字を記録。この数値は今2024/25シーズンのリーズ全選手の中で最高記録とのことだ。以前はMFグレン・カマラ(スタッド・レンヌ)が務めていたポジションを田中が引き継ぎ、チームに大きな変化をもたらしているようだ。
また、11月のスタッツでも田中はリーグ全体で最も優れたミッドフィールダーの1人とされており、ボール奪取数は31回に達している。リーズのダニエル・ファルケ監督が1年前から獲得を熱望していた理由が、この活躍からも明らかとなっている。
10月にはクラブの月間最優秀選手に選ばれた上、勝利を支え続けるそのプレーは、リーズサポーターやチームメイト、そして監督の心を着実につかんでいる。田中はディフェンスライン前での守備の安定性、正確なパス、戦術理解力、そして献身的な動きで、わずか340万ポンド(約6億5千万円)という移籍金以上の価値を証明している。
リーズにとって、田中はすでにファンからの支持を集めるだけでなく、チームの未来を支える重要な選手となっているようだ。
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