Jリーグ 町田ゼルビア

町田・藤尾翔太のプレー巡り議論白熱。広島DFと接触後に相馬勇紀倒れる

藤尾翔太 写真:Getty Images

 町田ゼルビア所属のパリ五輪U23日本代表FW藤尾翔太は、9月28日に行われた明治安田J1リーグ第32節のサンフレッチェ広島戦でスタメン出場。広島所属DF荒木隼人との接触シーンで話題を呼んでいるほか、町田所属MF相馬勇紀にも注目が集まっている。

 藤尾は後半22分までプレーしてノーゴール。同5分には、敵陣左サイドでDF塩谷司との空中戦で、塩谷の顔面に肘が当たったとして、イエローカードが提示されたが、Xではファウル以外の部分における後半のワンシーンを切り取った動画が拡散されている。

 町田が敵陣右サイド奥深くにボールを供給した後、藤尾はゴール前へ走り込むと、マークについていた荒木を手で押す。荒木が押された反動で相馬に接触すると、相馬はペナルティエリアで転倒。藤尾は相馬が転倒した直後、荒木に対して声を掛けた。

 ボールとは関係ない位置での駆け引きや、相手選手への接触を巡っては、ネット上で賛否含めて様々な意見が噴出。主審に対して藤尾のファウルをとるよう求める声も挙がるなど、議論が白熱している。

 ロングスロー用のタオルを巡る両クラブスタッフの駆け引きでも注目を集めたJ1首位攻防戦。町田や黒田剛監督への批判が相次ぐなか、同クラブは29日にクラブ及び所属選手・スタッフに対する誹謗中傷について声明を発表。「悪意ある誹謗中傷から派生した風評被害によって、クラブとして多大な経済的損失を受けております」などとしている。