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ブンデス初ゴール!町野修斗が激白「鬱になりそうなくらい苦しんだ」

町野修斗 写真:Getty Images

 ホルシュタイン・キール所属の日本代表FW町野修斗は、8月24日開催のブンデスリーガ開幕戦ホッフェンハイム戦でフル出場し、1ゴールをマーク。湘南ベルマーレからの海外挑戦2年目で好スタートを切ったが、キールでの活躍の裏には履正社高校時代の先輩であるFW林大地(ガンバ大阪)からの言葉があったという。

 湘南時代の2022シーズンにJ1リーグで13ゴールと結果を残し、FIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表メンバー入りを果たした町野。2023年夏にキールへ完全移籍すると、2023/24シーズンもドイツ2部リーグ31試合の出場で5ゴール4アシストをマーク。リーグ優勝、ブンデスリーガ昇格に大きく貢献したが、移籍当初は悩みを抱えていたという。

 同選手は先日、サッカー系YouTuber『LISEM(リゼム)』の対談番組に出演。海外の生活について「食事に関しては妻がサポートしてくれた。言語はドイツに渡って3か月くらいで鬱になりそうなくらい苦しんで…練習終わったらすぐに帰る時期もあった」とコメント。

 2023年10月29日に行われたニュルンベルク戦で、林と再会したことに触れると、「林さんからは『みんなそうだから、お前やらなければダメだよ』と言われた。林さんの熱い言葉で、やっと『みんなそうなんだ』と思えて回復した」と、先輩のサポートがあったことを明かした。

 海外挑戦当初に抱えていた問題を克服し、ブンデスリーガの舞台で初めてゴールネットを揺らした町野。所属クラブでのさらなる台頭にくわえて、森保ジャパン復帰が期待される。