明治安田J1リーグ第28節の湘南ベルマーレ対名古屋グランパスが、8月24日にレモンガススタジアム平塚で開催。アウェイの名古屋がDF三國ケネディエブスのゴールで1-0と勝利したが、ホームチームのサポーターによる行動が物議を醸している。
ファン・サポーターの間で問題視されているのは、51分のシーン。湘南が右サイドのハーフウェイライン付近でボールを回している中、MF鈴木雄斗がDF山中亮輔に倒されてフリーキックを獲得。主審はホイッスルを鳴らした直後、ピッチサイドのエキサイトシートに座っていたサポーター1名が中指を立てたのだ。
このサポーターの行為に対して、選手や審判員が反応することはなかったが、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継カメラが捉えられていただけに、Xでは中継映像の一部を切り取った動画が拡散。「これはダメ」「そんなんだから、サッカーファンは民度悪いと言われる…」「名古屋の選手に向けてやっているのかな」といった声が挙がっているほか、クラブに対して当該サポーターに処分を求めるコメントも見受けられる。
中指を立てる侮辱行為と言えば、2024年3月16日にNACK5スタジアムで行われたJ3第4節の大宮アルディージャ対奈良クラブ戦が記憶に新しい。この一戦では、ホームチームのサポーター1名がピッチに向けて中指を立てたとして、クラブが当該サポーターに無期限の入場禁止処分を科したと公式発表。処分内容を巡り、ネット上では「中指を立てただけで無期限入場禁止処分か」「これくらい徹底的に処分してほしい」などと賛否が飛び交っていた。
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