Jリーグ 町田ゼルビア

町田批判に反発!谷晃生「皆粗探しする」昌子源「極端に…」黒田剛監督から…

黒田剛監督 写真:Getty Images

 黒田剛監督のもと、J1首位を走る町田ゼルビア。今月11日に第26節の湘南ベルマーレ戦を控える中、同クラブ所属の日本代表GK谷晃生やDF昌子源が、“町田批判”に反論。ファウルやロングスロー等を巡る議論に一石を投じた。

 プレー強度が高く、ロングスロー、ロングフィードを駆使した攻撃を展開する町田。黒田監督は選手たちに徹底的に勝負の拘る姿勢を求めているが、先月20日に行われたJ1第24節の横浜F・マリノス戦では、DF望月ヘンリー海輝のスローインにおける“タオルフェイク”を巡り、賛否含めて様々な意見が飛んでいた。

 今もネット上での議論が絶えない中、谷と昌子は元Jリーガーの播戸竜二氏と共演。鼎談の様子は、同氏の公式YouTubeチャンネル「播戸竜二のおばんざい屋」で今月9日に公開されているが、その中で同氏は町田の印象について以下のように述べている。

 「(昨季から)黒田剛さんが監督になって、絶対にJ1昇格するなと思っていた。あのサッカー(プレースタイル)がどうこうとか、全然何も思わない。今年もJ1である程度やるだろうと思っていた。今首位で、まわりがヤイヤイ言っている意味が分からない。『強いやん、1位やん、何かあります?』みたいな感覚。『蹴ってばかりだ』と言われても、勝てばいいからという感じ」

 この播戸氏のコメントを受けて、昌子は「叩かれたくてやっているわけではない。これだけ騒がれたら、少なからず選手にも(話が)入る。選手同士で話題になる」と反応。「よく考えたら、自分が応援しているクラブも同じようなファウルがあれば、似たようなことじゃないですか? サッカーではあり得る。クリーンであれば、それは理想だけど、サッカーではどうしてもそうじゃないシーンがある。その中で極端に切り取られて流れることもあると、僕たちは感じている」と述べると、谷も「みんな粗探しする」と頷いている。

 なお両選手によると、ミーティングでは黒田監督から改善点を指摘されることが多いとのこと。昌子は「残留争いをしているのかなと。ダメなところばかりで、『あれ?』と思う」と、指揮官のマネジメントに言及している。