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オ・ヒョンギュがセルティックヘ餞別メッセージ。監督や同僚への遺恨は?

オ・ヒョンギュ 写真:Getty Images

 2023年1月に水原三星ブルーウィングス(韓国2部)からセルティック(スコットランド1部)へ移籍した韓国代表FWオ・ヒョンギュ。しかし出場機会に恵まれず7月14日にへンク(ベルギー1部)への移籍が決まり、自身のインスタグラムのストーリーにセルティックヘの餞別メッセージを投稿した。

 メッセージの内容は、「グラスゴーでの1年半はあっという間だった。最高のチームと最高のファンと一緒にいられて光栄だった。僕はいつもセルティックを応援し、一緒にいる。グッドラック(セルテックのロゴである4つのクローバーの絵文字)」というもの。一見すると優等生メッセージのようで、文章にはチームメイトと監督については触れられていない。

 オ・ヒョンギュはセルティックで、アンジェ・ポステコグルー監督時(2021-23)には交代がほとんどだったとはいえ一定の出場機会を得られていたが、現ブレンダン・ロジャーズ監督下では2023-24シーズン後半はベンチにすら入れない日々が続いた。

 韓国メディア『InterFootball』は「ロジャーズ監督から完全に無視されている」と書き立てるなどし、関係性の悪さが話題になった。特にセルティックが、ノリッジ・シティ(イングランド2部)からアイルランド代表FWアダム・イダをレンタル移籍で獲得後に序列の低下が顕著になった。

 また、昨年12月30日に行われたスコットランド1部リーグ第21節レンジャーズ戦では、試合後にセルティックのFW古橋亨梧の握手を拒否するなどして、物議を醸したことも記憶に新しい。

 日本人も多くプレーするベルギーの地で、今後の韓国代表を背負う逸材がどのような活躍を見せるのか注目したい。