中盤強化画策のバルセロナ、アタランタMFに興味？複数クラブと争奪戦へ

　バルセロナ（スペイン1部）が、アタランタ（イタリア1部）に所属するブラジル人MFエデルソン（24）の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えている。

　デスポルチーボ・ブラジルでプロキャリアをスタートさせたエデルソンは、コリンチャンスやクルゼイロなど母国の名門でのプレーを経て、2022年1月にサレルニターナ移籍を機に渡欧。その半年後にアタランタへとステップアップを果たすと、豊富な運動量を生かしたアグレッシブかつ高いアジリティを武器に今季のセリエA27試合に出場して5ゴール1アシストを記録している。

　そんなエデルソンに対して、今夏に中盤強化を画策しているバルセロナが目を光らせている模様。だが、アタランタと2026年夏まで契約を残しているブラジル人MFには移籍金5000万ユーロ（約81億6000万円）が必要になることから財政難を抱えるバルセロナには現時点で手の出せない金額となっているようだ。

　加えて、エデルソンにはミラン（イタリア1部）や、インテル（同1部）、アーセナル（イングランド1部）、マンチェスター・ユナイテッド（同1部）、ニューカッスル・ユナイテッド（同1部）、トッテナム・ホットスパー（同1部）も視線を注いでおり、争奪戦に発展する可能性があるようだ。

　複数クラブが関心を示していることからエデルソンの去就は不透明となっており、最終的な決断は選手自身が下すようだが、来季はどのクラブのユニフォームを着用するのだろうか。