セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧に、プレミアリーグ(イングランド1部)移籍の可能性が再び浮上している模様。チームメイトのFW前田大然には、アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナム・ホットスパーからの関心が報じられている。
古橋は今年夏にステップアップ移籍が噂されたものの、セルティックと契約延長。ただポステコグルーからブレンダン・ロジャーズへの監督交代による戦術面の変更もあり、今季はここまでスコットランド1部リーグで7ゴールと、本来のパフォーマンスを発揮できていない。
そんな古橋の去就を巡っては、英メディア『チームトーク』が今月に「ブレントフォードとウニオン・ベルリンが、来年1月の獲得候補として古橋に注目している」とリポート。セリエA(イタリア1部)所属クラブも関心を寄せているが、セルティックは移籍金を2000万ポンド(約36億円)に設定するなど、同選手の放出を検討していないという。
しかし英紙『イブニング・スタンダード』のドム・スミス記者は、29日に「少なくともプレミアリーグの3クラブが、1月の移籍ウィンドウで古橋の獲得を検討している」とリポート。クラブ名こそ明かしていないものの、同選手にステップアップ移籍の可能性があると主張している。
セルティック所属の日本人選手では、ロジャーズ監督から構想外扱いを受けているDF小林友希のJリーグ復帰が既定路線とみられるほか、アビスパ福岡へ期限付き移籍中のMF井手口陽介についてもセルティック復帰の可能性がないと報じられている。
また前田については、『チームトーク』が「トッテナムが多才な日本人ストライカーに強い関心を示している」とリポート。移籍金は2500万ポンド(約45億円)にのぼると報じているが、同メディアは「彼を興味深いオプションとして際立たせているのは、オフ・ザ・ボールの能力」とし、ポステコグルー監督のもとでフィットする可能性を強調している。
コメントランキング