Jリーグ

【J1リーグ2023】王者が決定した第33節のベストイレブン

写真:Getty Images

2023明治安田生命J1リーグ第33節の9試合が11月24日~25日に開催された。注目の優勝争いは、横浜F・マリノス(2位)がアルビレックス新潟(10位)に痛恨のスコアレスドロー。首位ヴィッセル神戸が名古屋グランパスを2-1で下し、1試合を残して悲願の初優勝を成し遂げた。

ここでは、2023シーズンの王者が決定した第33節で活躍したJ1所属選手たちを、ベストイレブン形式で紹介していく。


サンフレッチェ広島 GK大迫敬介 写真:Getty Images

GK:大迫敬介(サンフレッチェ広島)

代表帰りのサンフレッチェ広島GK大迫敬介は、第33節のガンバ大阪戦でも自信に満ち溢れたプレーを見せた。序盤からチームがペースをつかむ中、エリア内へ侵入を許しても絶妙なタイミングの飛び出しで決定機を阻止。GK林卓人が今季限りで引退することもあってか、GKとしては珍しい途中交代となったが無失点で完勝(3-0)を果たす原動力となったことは間違いない。


湘南ベルマーレ DF大岩一貴 写真:Getty Images

DF:大岩一貴(湘南ベルマーレ)

残留を争う横浜FCとの直接対決に臨んだ、第33節の湘南ベルマーレ。結果的に1点を争う緊迫したゲームとなった(1-0)。そんな試合で唯一のゴールを挙げたのがDF大岩一貴だ。後半早々のチャンス、こぼれ球に反応してゴールに押し込み先制点をマーク。嬉しい今季自身初ゴールは、チームが残留を決定づけるゴールとなった。


北海道コンサドーレ札幌 DF中村桐耶 写真:Getty Images

DF:中村桐耶(北海道コンサドーレ札幌)

北海道コンサドーレ札幌は、第33節でFC東京と対戦。前半終了間際に先制されるという難しいゲームとなったが、途中出場のDF中村桐耶は見事試合の流れを変える働きを果たしていた(3-1)。後半の頭から投入されると、敵陣を切り裂くようなパスであっという間に2アシストをマークして逆転に成功。守備でもパスカットで流れを切るなど貢献し、次節のホーム最終戦に勢いをつけた。


京都サンガ DF福田心之助 写真:Getty Images

DF:福田心之助(京都サンガ)

直近4試合勝利のない京都サンガは、第33節でセレッソ大阪と対戦。1-0で勝利を収め、最終節を待たずしてJ1残留を確定させている。そんな来季につながるゲームで、DF福田心之助は攻守に渡って躍動していた。持ち味の積極的な攻撃参加から、敵陣深い位置でボールを受け先制点をアシスト。守備ではMFカピシャーバを相手に粘り強い対応を見せて無失点勝利に貢献した。


湘南ベルマーレ DF杉岡大輝 写真:Getty Images

DF:杉岡大輝(湘南ベルマーレ)

勝てばJ1残留が決まる、最下位横浜FCとの直接対決となった第33節の湘南ベルマーレ。1-0と接戦を制したゲームにおいて、DF杉岡大輝の主に守備面での貢献度は大きなものだったと言えよう。鋭い出足で素早く攻撃の芽を摘み、自陣に放り込まれるボールに対しても空中戦の強さを見せつけ対応。ウノゼロ勝利の立役者となった。

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名前大島俊亮
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